提案事例 02 / 採用に関する一部ないし全業務を外部委託する提案

背景

企業の採用活動・人材獲得は、少子高齢化に伴う労働人口の減少により、売り手市場がますます強まり、苦慮するのは必定。採用手法も、求人広告やエージェント利用、リファラル採用、ダイレクトリクルーティングなど多様化しているが、決め手を欠いている。
そのなかで、採用担当者に課せられたミッションは、「集客」だけではなく、適切な人材の「見極め」やターゲット人材に入社の意思決定をしてもらうまでのフォローアップなど「惹きつけ」も求められ、採用人材ひとりあたりに割く時間も年々増える傾向にある。「気づいたら手に負えないほどの業務を抱えてしまって、本来やるべき業務に注力できていない」といった採用担当者の声が多くなっている。一方、多くの企業では限られたリソースのなかで採用活動をおこなわなければならず、増員も難しいというのが実態だ。
この逆行した問題を解決するために、採用に関する一部ないしは全業務を外部委託するという「RPO(Recruitment Process Outsourcing)」を活用するという提案です。

選ばれる理由

KBCMでは、企業、官公庁、自治体などから業務を請け負い、業務設計から業務内容に応じたリソースを調達して業務推進をするところまでワンストップでマネジメントしてきた多くの実績と知見を保有しております。
とりわけ、「人」は業務内容に応じて適正のある人材を短期間で集め採用、研修、管理をするのが事業の成否に関わるため、多くの工夫と労力が求められます。
そこで培った「人」の採用に関するノウハウをそれぞれ特徴のある企業の各事業に適した形で提供する事で各企業の成長に貢献できるものと信じております。
これらを礎にRPO事業を広く展開するものです。

RPOの概要

現場スタッフの効率化を最優先し、企業の経済条件に合った提案を進めます。
採用業務の一部ないしは全業務を外部委託するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット・デメリットを踏まえた3つの特徴

1.事業内容、業務プロセスの理解からスタート。目的は事業の成長です。
2.採用プロセスを整理して、足りないところを補完。採用プロセスを共有しRPOを最適化します。
3.固定費型、成功報酬型、貴社に合った契約が可能。事業の実情を踏まえたプランを提案。

PROが規定する範囲

現場スタッフの業務をノンコア業務、コア業務に分類し、状況に応じた細かなサポートを実施します。

ノンコア業務代行

間接業務にあたるものを代行するサービス
エントリー対応、合否連絡、呼び込みなどの電話連絡やメール連絡
説明会や面接の日程調整

コア業務支援

自社内でノウハウや知識がない場合、それらを支援・代行するサービス
採用に必要な制作物の作成(広告、HP、ビラ、会社案内)
募集計画の立案や、インターンシップや説明会などの企画立案
選考官のトレーニング

コア業務代行

戦略から実行に至るまでのコア業務を代行するサービス
説明会、インターンシップの運営
書類や面接での選考
合否決定
内定者フォロー

RPOが設定している4つのフェーズ別業務内容

RPOでは、主に以下にあげる4つのフェーズ別の業務内容を想定して展開していきます。

Phase 採用戦略の決定

現状の採用課題の抽出
経営方針のヒアリング(事業計画、中長期目標など)
人員計画のチェック
企業の強みや魅力の抽出
採用計画の策定
求める人物像の設定
採用スケジュール、アクションプランの作成
採用プロジェクトの運営体制の構築(採用コンサルタント側、クライアント先の社員でチームを編成)
採用コンセプトの策定

Phase 母集団の形成

採用広報の選定(求人広告、人材紹介、イベント参加など)
原稿作成
スカウトメール活用

Phase 応募者の選考

採用ステップの決定(インターンシップ、会社説明会、選考、面接)
会社説明会のシナリオ作成
評価基準の設計
ESの設計
面接マニュアル策定
スクリーニング法

Phase 内定者フォロー

内定通知法の決定(メール、郵送、手渡し、面談、サプライズ計画など)
内定者フォロー計画
コミュニケーションツール選定
内定者研修プログラム策定
内定者イベント計画
内定式演出